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セビリアはアンダルシアの中でも1番大きな都市ですが町の南部に構える大きなカテドラルを中心に3つの建築物が世界遺産に指定されています。 ... セビリアのアルカサル. アルカサルはイスラムとキリストの建築様式が融合した宮殿です。一番の豪華なペドロ1世宮殿には乙女の中庭、大使の間、人形の中庭があります。宮殿内部は広くて複雑な構造になっており、他にもゴシック宮殿、マーキュリーの池がある庭園などの見所があります。 細い回廊を歩いていくと、マーキュリーの像が中央に置かれたマーキュリーの池が見えます。宮殿と池に流れ落ちる水、椰子の木がなんとも絵になりますね。ペドロ1世宮殿のファサードに施された緻密な漆喰細工やアラベスク模様も、こんなに間近で見られます。次は、乙女の中庭の周りにある部屋をぐるっと見ていきます。ここはカルロス5世の天井の間で、美しい木組み天井と可愛らしい窓枠が特徴です。レンガの床には幾何学模様のアスレホが敷き詰められています。なんとも幻想的な空間が広がっています。当時は雨水を集めたプールだったそうですが、今回はメンテナンス中らしく水が少なめでした。ちょっと分かりにくいですが、ここは糸杉の迷路です。迷って出られなくなったら困るので少ししか歩きませんでしたが、元気いっぱいの子供達は走り回って遊んでいました。大使の間から見た乙女の中庭。入口のアーチ部分に漆喰細工が施されているところまでアルハンブラ宮殿にそっくりですね。建物の2階からジャバジャバと勢いよく流れ落ちる水も間近で見ることができます。古いタイルを保護するためでしょうか、展示室は全体的に薄暗い雰囲気です。カルロス5世の天井の間からはテラスに出ることができます。テラスは植物で覆われた自然のカーテンになっており、見た目にも体感的にも涼しく快適な空間です。赤く塗られたライオン門の上部には、王冠を被ったライオンのタイル画が描かれています。マーキュリーの池の奥には、ずっと向こうまでダムセルの庭が広がっています。これでアルカサルは全て見終わったので、アーチの回廊を歩いて出口へ向かいます。ペドロ1世宮殿は後で見学することにして、まずは向かって右側にある黄色の建物から見て行きます。アーチの回廊と大理石の柱が特徴的で、2階はガラス張りになっていますね。回廊から建物内に入るとすぐに、提督の間(Salon del Almirante)があります。細長い部屋の中には、王たちの肖像画などが飾られています。ペドロ1世宮殿の正面ファサードは、見事な左右対称になっています。入口付近では、見取り図付きの無料パンフレットが用意されているので貰っておきましょう。宴会の間の壁にはびっしりと色とりどりのアスレホ装飾が施されており、上部にはタペストリーが展示されています。一通り主要なポイントを巡って1時間半~2時間くらいが目安です。宮殿内をじっくり見学したり、庭園をくまなく散策すると2時間以上かかります。クーポラをよく見ると、カスティーリャ王国やレオン王国の紋章、柱に布が巻き付いたヘラクレスの柱が描かれています。これらは現在のスペイン国旗にも描かれている図柄です。ライオン門をくぐるとすぐに、チケット売り場とギフトショップがあります。宮殿内は複雑な構造になっているので、何度も同じ所を行ったり来たりして見学には少し時間が掛かってしまいました。見取り図付きのパンフレットを貰って、確認しながら見て回ると良いと思います。ペドロ1世が気合いを入れて造らせただけあって、アルハンブラ宮殿のような漆喰細工やアラベスク模様、モザイクタイルなどの装飾は見事でした。まさにアルハンブラ宮殿の妹分とも言える素晴らしい宮殿でしたよ。展示室の一角では、タイルの模様が次々と映し出されるプロジェクションマッピングも行われていました。狩猟の中庭から見た城壁。三つのアーチが特徴的で、いかにも古そうな感じです。隣にある王子の間は、人形の中庭と同じく王の私的な空間だった場所です。ピンクと白の花びらのような模様が可愛らしい天井には、よく見るとカスティーリャ王国とレオン王国の紋章が描かれています。列柱のように整えられた糸杉と綺麗に刈り込まれた生垣の風景は、コルドバのアルカサルにも似ていますね。アルハンブラ宮殿に比べると花は少なめですが、充分に素晴らしい庭園です。並ぶレーンは左右二つに分かれており、左側がオンライン予約者用レーン、右側がチケット購入者用レーンになっています。回廊は1階が14世紀のムデハル様式、2階が16世紀に増築されたルネサンス様式なのでちぐはぐ感があるのは仕方ありませんね。アルカサルはレコンキスタ後の14世紀に、カスティーリャ王国ペドロ1世の命によって建てられた宮殿です。9~11世紀に建造されたイスラム宮殿の跡地に建てられており、アルハンブラ宮殿を彷彿とさせる造りになっています。ムデハル様式の豪華な宮殿ですが、歴代の王によって増改築が行われたため、ゴシックやルネサンスなどの建築様式も混ざっています。王子の間の奥には、さりげなく八角形の木組み天井があります。あまり人の目に触れないような所まで、よくこだわって造られてますよね。提督の間の隣には、謁見の間(Sala de las Audiencias)があります。紋章が描かれた赤とピンクの壁面には祭壇画が飾られており、聖母マリアがアメリカ大陸への航海を見守る姿が描かれています。17世紀にイタリア人建築家によって造られた庭は、幾何学模様の生垣とたくさん植えられている椰子の木が特徴的です。イスラムの幾何学模様のアスレホとは違い、動物や人物などが描かれていますね。よく見ると、スペインのモットー「PLUS ULTRA」の文字とヘラクレスの柱も書かれています。特に素晴らしいのが、スギで出来た金色の木組み天井です。ドーム型の天井は宇宙を表しているそうで、アルハンブラ宮殿にも負けない仕上がりとなっています!こちらのパビリオンは外壁と内壁が美しいアスレホで装飾されています。皆さんアスレホのベンチに腰掛けてますが、歩き過ぎてお疲れモードですかね?回廊を抜けると、オレンジの木がたくさん植えられたバンデラスの中庭に出ます。中庭の奥に見える門をくぐって、見学終了です。次は、この建物の2階へ上がってみたいと思います。階段脇には色とりどりのアスレホ(タイル)装飾が施されていて美しいです。バロック様式のタペストリーの間には、壁一面を覆い尽くすほどの巨大なタペストリーが展示されています。大使の間の馬蹄形三連アーチをくぐると、フェリペ2世の天井の間があります。細長い形をした部屋で、正方形がいくつも連なる木組み細工の天井が特徴です。ここはメスアール宮の黄金の間やコマレス宮のバルカの間を意識したのかな?マーキュリーの池に面しているイスラム時代の城壁は、実は回廊になっていて写真を撮るには絶好のスポットなんですよ。ひっそりしていて目立たないのですが、ここが回廊の入口です。回廊を下りて、少し庭園を散策します。まるで盆栽のような自然のオブジェ。2階の回廊からは、狩猟の中庭やイスラム城壁を眺めることができます。続いては、アルカサルのハイライトとも言えるペドロ1世宮殿を見学していきます。ペドロ1世宮殿は乙女の中庭という大きな中庭を取り囲むように、人形の中庭や大使の間といった部屋が配置されています。城壁の向こう側には、アルカサル一番の見どころであるペドロ1世宮殿のファサードと狩猟の中庭が見えます。アーチ部分の漆喰細工は、緻密な透かし彫りになっていて素晴らしいです。 アルカサル(セビリア)に行くならトリップアドバイザーで口コミ(34,465件)、写真(29,077枚)、地図をチェック!アルカサルはセビリアで2位(376件中)の観光名所です。 セビリアのアルカサル、救済病院、マエストランサ闘牛場、黄金の塔、カルトゥハ修道院と現代美術館、ピラトの家(eu在住者のみ)は、 入場料無料 の時間があります。 無料デー・無料時間に当たればラッキーなので是非活用しましょ。 Su precio por noche es de 15.40€ (IVA incluido).También existe un parking público subterráneo muy cerca del hotel.