JR九州 九州新幹線3月12日全線開業。鹿児島中央発博多着の一本の新幹線から撮影した映像から作られたCM。九州人の地元愛と新幹線への期待が伝わってくるそんな素敵なCMになっています。 This video is a Japan Rail Kyushu commercial. [53件のコメント] 本日の教科書 no.265 ↓ ↓ ↓【感動経営】(唐池 恒二:九州旅客鉄道株式会社)(全58回)第7回 / このcm制作の裏話。 / 辛い手会長! >経営は、感動することからはじまるのだ。 / 「トップが決断出来るか」これが大切だと思います。 九州新幹線全線開業をお祝いして、 鹿児島~博多270kmをウェーブでつなぐ 業界では50年に1度とも言われたビックプロジェクト。 モノづくりに対する熱い思いにグッときました。 このCMの方向性を決めたのは、クライアントの設定だと思います。 沿線ウエーブが感動を呼ぶ! あの九州新幹線CMの舞台裏(東洋経済オンライン2011年09月15日)(2016.04.13) カンヌ国際広告祭で金賞を受賞! 九州新幹線cm(2016.04.12) ふるさとは遠きにありて思ふもの か?(2016.04.11) 九州新幹線全通を祝う幻のCMを見たことがあるだろうか。鹿児島から博多までの沿線各地で市民が新幹線に声援を送るというCMだ。3月9日から九州地区で放映されたが、震災の影響からわずか3日で放映自粛となってしまった。しかし、ユーチューブなどで見た人たちの間で「感動した」「元気が出る」と話題沸騰。その評判は全国に広がり、4月29日の東北新幹線全線復旧時には、沿線各地でこのCMを模したウエーブが巻き起こった。感動のCMは、どのようにして撮影されたのか。企画が持ち上がったのは、昨年の3月。どんな内容にしようか。電通の古川裕也エグゼクティブ・クリエーティブディレクターは思いを巡らせた。何しろ電通といえば、「ディスカバー・ジャパン」「そうだ京都、行こう」など数多くの鉄道CMの名作を世に送り出している。しかも社内では、別のチームが東北新幹線の新青森駅開業CMを制作中。恥ずかしいものは作れない。広告代理店4社による競合プレゼンを無事に勝ち抜いて、プロジェクトが動き出した。イベントに参加するのは、ネット上で登録した先着1万人。さらに沿線にある学校、企業、少年野球チームなどいろいろな団体に声をかけた。何人集まるかは当日にならないとわからない。10時55分、新幹線は雨中の鹿児島中央駅を出発。が、走っているうちに雨はやんだ。そして正親氏ら撮影スタッフが驚いたのは、沿線に詰めかけた人、人、人。赤ん坊をかついで走るお父さん。「結婚しました」というプラカードを掲げる新婚カップル。パトカーの前で敬礼する警官。事前の交渉で「忙しいから無理」と断られた会社の人たちも手を振ってくれた。予想をはるかに超える人出が沿線に押し寄せた。スピードが速すぎるときれいに撮影できないため、新幹線を時速80km、駅構内では時速40kmという低速運転で走らせることにした。鹿児島中央-新八代間では猛スピードの新幹線が行き交う。そこを低速の新幹線が走れるのか。心配する撮影スタッフを前に、「大丈夫。やります」と、JR九州側で同プロジェクトを担当した古宮洋二営業部長は太鼓判を押した。営業運転前のまっさらの新車にラッピングをすることにもOKが出た。もっとも、新幹線を走らせるJR九州にとっては、安全が最優先。「無事に終わらせる。頭の中はそれしかなった」(山元洋輔・営業部課長代理)。そんな中でも、1人でも多くの人たちの顔がはっきりと撮影できるよう、時速80kmからさらに速度を下げて走った。その分、トンネル内などで速度アップして挽回しないとダイヤに支障が出る。古宮部長は運転士に間断なく速度指示を飛ばし続けた。14時12分、無事5分遅れで博多に到着した。本番を前にやるだけのことはやった。残るリスクは天候だけ。だが、2月20日の撮影本番当日、鹿児島は朝から土砂降りの雨だった。もちろん、雨天決行だ。九州人にとって新幹線全通は50年に1度ともいわれる大イベント。普通のCMではダメだ。そこで、開業を祝う「お祭り」を作ろうと考えた。九州全域を巻き込み、九州のみんなが参加する祭り。その模様をそのままCMにしよう。この案をアート・ディレクターの正親篤氏が企画にした。このCMは世界でも評価された。6月に開催されたカンヌ国際広告祭で、アウトドア部門の金賞を受賞したのだ。「でも、唐池社長はフィルム部門で金賞を逃したのが悔しいようです」(古宮部長)。JR九州と電通は、これを超えるCMを作ることを目標に、さらに知恵を絞っている。 九州新幹線の開業cm、jr九州の担当者が、親友のお兄さんだった。先日久々にお会いして、裏話をいくつか聞かせてもらっちゃいました(笑)でも、カンヌでの授賞式には異動していたので出席できなかったととても悔しそうでした。