負けてしまったときは悔しかったですが、こんなに熱い試合を見せてくれた選手への感謝と感動がとても強く、サッカー観戦っていいな!と再認識できた最高のシーズンでした。 jリーグvar導入のルール. チームのサポーターの応援のすごさ、強さ、熱さなどに順位づけするならばどんな順位になりますか。今までにアントラーズ、エスパルス、ジェフしか見たことがないので多くのチームを観戦したかたなどおしえてください。お願いします。 浦 All rights reserved.ーそうですよね。スタートアップと同じですよね。にわとりと卵という文化も結局、にわとりが小さいとそのスポンサーはつかないし、スポンサーがつかないからいろいろできなくて、そこをブレイクスルーするためにはそういった短期的な利益は度外視して誰かが先に進まないといけない、といったところがあると思います。ーJOOOYについて、今回、読者は知らないかたが多いと思うので、簡単にご説明していただいてもよろしいでしょうか。天上:そうですよね。でもそれをやっている人達が現状は全体の4割いるというのは強みですよね。これだけ人生の中心にJリーグを置いて、毎年応援している。家族みんなで応援しているというコンテンツは少ないし、ライフタイムバリューも長い。僕たちはそういうサポーターにとっての長期的なインフラになろうと進んでいる。そこは絶対にブレてはいけないと決めています。天上:僕らが目指しているのは、サッカーを観る事が楽しいよ、と発信をしてサッカー観戦人口を増やすとかサッカー文化を作ろうということではなくて、そういう一喜一憂できて幸せを感じられる選択肢のひとつとしてサッカー観戦がベストと信じているので、そのサポーターの人達をもっと幸せにしたいし、JOOOYがきっかけで新しい出会いが生まれればと願っています。ビジョンは「世界のサッカーインフラになる」として、クラブも選手もサポーターも地域も全てが結びつけられるプラットフォームになろうと思っています。ー働き過ぎるとなかなか平日の試合なんかは行けないですよね。スタジアムが結構遠い場所だとそれこそ半休とか取らないと行けませんよね。天上:大学卒業後に地元の神戸で、仲間とIT会社を作りました。その会社ではWEBの受託の仕事ばかりをしながら最大で6名くらいのチームの代表をしていました。ミュージシャン兼社長というような人生の中で2011年の震災後にとあるきっかけからJリーグの試合を観に行きました。それまではJリーグそのものを過小評価していました。絶対にJリーグとかおもしろくないだとろうと。ーそれって起業家にとって市場選択としてはとてもリーズナブルですよね、10年後も変わらないものを探すことって。変化の時代の今は、すごく難しい。ーサポーターにも濃淡がありますよね、コアな層とそうでもない人と。誘われたから行っている人ですとか。JOOOYはどちらかというと少し濃い人向けですか?天上:穴場ですよね。僕らも海外進出という目標があるので、それも視野には入れていました。オフショアってそれこそチャレンジですし、いろいろなデメリットももちろん聞いていました。でもカンボジアで開発できるという機会があり、スタートアップとしてもリスクは付き物なので、迷わずにチャレンジしようと!ーなるほど。海外展開をベースにした時に海外のメンバーでやるというのはとても良いですよね。私、カンボジアの方が英語やスペイン語などを使えるのかどうかわからないのですがどうなんでしょうか?ー徹底したユーザー目線、ということですね。確かに企業のほうに寄ってしまうと、一般的にはやはり監修が入ったりしますのでおもしろくなくなってしまう、言いたいことが言えなくなる傾向はありますよね。ーマイルストーン的には何をしていくとそういったプラットフォームに近づいていく構想ですか?)ーなるほど。そういう改善をできるスピード感がもうできてきているのですね。素晴らしいですね。できてまだ1年ぐらいですもんね。でも、きっかけから試合を見に行った時に、スタジアムの雰囲気、サポーターの応援に驚きました。すごく観にいて試合以上に面白かったし楽しそうだな〜!と。Jリーグ開幕時には関西はガンバ大阪しかクラブがなかったので、小学生の頃からガンバ大阪が好きだったので、そのままガンバ大阪のサポーターに染まり気がついたらアウェイの試合にも足を運んでいました!ーJリーグが一番盛り上がった頃に入った層がほとんどなのですね。新規のお客さんが入らなかったらそれこそビジネス的には厳しいですよね。ー話をJOOOYに戻しますと、物理的な制約などで、録画では見ることができるけれど実際に試合に観に行けないファンのためのインフラとして、実際に行かなくても生に近い情報が得られるようなプラットフォームがあると、途中でサポーター人生をやめなければいけなかった人が戻ってくるのではないと思うのですね、とは言っても戻ってくるまでにも情報をキャッチアップし続けていないと2年程いないとそのチームのことは全然わからなくなると思いますが。でも、そこのポジションを取れると絶対的にそこがゲートウェイになって、そこをみんな通さなきゃいけなくなるということですよね。天上:サッカーでは「好き」というのが全部の根底にあって、サッカーが好きなのか、クラブが好きなのか、選手が好きなのか、地域が好きなのかという違いはあっても、「好き」というのがあり、だからこそお金だけで解決できない感情の問題がある。だからこそ徹底したユーザー目線で行くしか生き残れないと。ーなかなか大変そうですね。カンボジアって、そういった開発とかが結構進んでいるのですか?天上:ローンチはiOS版は昨年10月、Android版は今年の1月に出しました。自分が小学3年生からずっとサッカーをやっていて、小学5年生でJリーグが開幕!カズに憧れながら夢はJリーガーでした。「サッカー好き」は、絶対にバルセロナFCやレアルマドリードなどの世界の試合を観るほうがおもしろい!そういった先入観の背景もあって食わず嫌いでした。ーそうですよね。僕もたまたま川崎フロンターレの試合を観に行った時に、サポーターの人が応援チャントの文言が書いてある紙を自分で渡していたりしているのを見て、すごいなと思いましたね。ー確実にカーブを掘るということですかね。明らかにいわゆる指数関数型のスタートアップだと思うので。そこを掘る間の資金をガツガツ入れていくといった戦い方になりますもんね。Jリーグのサポーター向けのサービスって一言で言われると正直、なかなかお金のにおいがしなさそうなのですが熱量が高い人にビジネスを展開するサービスは無いですよね。ーなるほど。逆にコンテンツが無いっていうのもあるかもしれませんが。ーチームが存在するのは田舎ですが、田舎の人口が結構東京によってきてしまっていて、若年層がすごく減っていますが、Jリーグはそのへんの問題はどうですか?—最後になりましたが、数万人とか数千人とか送り込めるコンテンツは確かに無いので、そこが独占できれば大きなビジネスになると思いました、期待しています。今日はありがとうございました。「JOOOY –ジョイ-」はJリーグクラブを応援するサポーターのための専用アプリだ。ニュースキュレーション機能に加えて、ミーティングルーム機能やフレンド機能などSNS機能を有し、Jリーグサポーターのコミュニケーションをサポートする。ーさて、マーケットとしての話なんですけど、今の日本ですと、おそらく一番が野球で、二番がサッカーだと思いますが、他のスポーツと比べると短期間のうちに大きくなっていると思うのですよね。ー海外の場合って、オフィシャルのものとかは進んでいるイメージはあるのですが、そういうサポーター、ユーザーが勝手に集まって作っているものは結構あるのですか?