「掻く」の意味で「かじる」。たとえば「蚊に刺されてかじったら血が出てきちゃった」みたいな感じで使います(山梨県)あと、今回で言う「放課」しかり、「休み時間」シリーズもなかなか地方でいろいろな呼び方がありますよね。特に2時間めと3時間めの間のちょっと長い20分休みは、「20分休み」「業間休み」「中休み」など地方で呼び方がかなり割れます。ちなみに私の小学校では「業間」でした。時間割にひらがなで「ぎょうかん」と書かれていて、子ども心ながらに「ぎょうかんってなんだろう」と思っていた記憶があります。なんだか全体的に「THE 方言」という感じで非常にかわいい印象を受けます。そして「ぶしょったい」「しょろしょろ」「じょんじょん」「どしょっぱつ」など、「しょ」やら「じょ」の音が多いのも気になるポイント。「あたる」。「もらう・配られる」の意味。学校で友達に「プリントあたった?」と聞いたときに、みんなに変な顔をされて気づきました……(富山県)「ありがとう」を「もっけだの」、「かわいい」を「めっこい」、「冷たい」を「はっこい」、「くすぐったい」を「こちょばったい」などなど…(山形県)意図しないことが起きてしまったときの「~しちゃった」というニュアンスで「~ささる」を使います。書かさる、押ささるとか……(北海道の方から多数、青森県も)気になるのは、石川県の方の「1題目、2題目」ですね。なぜそう呼ぶようになったのでしょうか……。ちなみにちょっとずれるかもですが、山形県では、①を「まるいち」ではなく「いちまる」と呼ぶそうです。こういったちょっとした単位などにも地方ごとの特徴が出てくるって、どうしてなのでしょうね……謎が残ります。「具合が悪くなる、とか、弱る」という意味で「がおる」(宮城県)「せからしか&せからしい」。「うるさい・面倒・鬱陶しい」の意味です(福岡県)「でかす」。「仕事を終わらせないといけない」というときに「仕事をでかさないといけない」などと使います(秋田県)「無理やり」を新潟では「やれもか」と言います。父が新潟の下越地方出身で、家で日常的に聞いていたので、それが新潟弁と思わずに、仕事で後輩と話しているときに使ったら「なにそれ」と返されて方言だと気がつきました(新潟県)「方言」って、その地域ではあまりにも当たり前に使われている言葉ですから、方言を取り扱う番組を見たり、もしくは違う地域に住んでいる友人と話して指摘されるまで、それが「方言である」ということに気づかないことがままあります。掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。ちなみに若干宮城出身の私が言い訳すると、先ほど私が方言だと思っていなかったとご紹介した、「ごみを投げる」「“同意”のだから」「おはよう靴下」、そして今回出てきた「いきなり」。宮城人が方言だと思っていなかった方言って、一応標準語にもある語彙じゃないですか……?(だからこそ逆に気づきにくいのかもしれませんが)ある日友人に「ねぇ、いつも“だから!”って言うけど、怒ってるの? その先に何が続くの……?」とおそるおそる尋ねられ、「え?」と判明したり、テレビ番組を見ていたら方言であることが発覚したり……。関西地方からの回答は少なめ。関西の方の場合、他の地方よりも「常日頃方言を話している」割合が大きく、さらに全国的にも有名な方言が多いため、「方言だと思っていなかった方言」が少ないこともありそうです。「水が溢れる」ことを「水がまける」、「お金をおろす」ことを「お金を引く」。方言と知らず、上京したときずっと使っていました(高知県)「とても・すごく」を「いきなり」と言う。たとえば「これいきなりかわいい!」とか。でも普通に「突然」の意味でも「いきなり」を使います。難しいと言われました(宮城県)「~してる」を「~しとう」と言います。関西でも神戸だけみたいです(兵庫県)「風邪・口内炎・歯ぐきが腫れるなどの疲れからくる諸症状」を「けんびき」と呼んでいます(島根県)「こそがしい」=「くすぐったい」。あと音楽(曲)の1番、2番を「1題目、2題目」(石川県)そして、今回のアンケートでやたらと集まったのが「疲れた」やら「つらい」やらの言葉でした。最後にまとめてご紹介します。「そろっと」。「そろそろ」の意味なんですが、東京の子に「そろっと行こう」と言ったら「スロット?」と聞き返されました(新潟県)「かちゃましい」。「やかましい」とか「軽くうざったい」の感覚(青森県)それでは次に北陸と関東甲信越あたりをまとめて見ていきましょう。標準語にもある言葉半分、そして聞いたこともない言葉が半分といった感じですね。九州で圧倒的に多かったのが「なおす」=「しまう・片づける」の回答。九州地方のたくさんの方から多く寄せられました。確かに「THE方言」というよりは、「標準語にもあるけれど、意味が違う」なので、九州で生活しているとあまりにも普通に使うけれど、それ以外の地方の方が聞くと、「何をなおすの?」となるのでしょう、そんな「方言と思っていなかったけれど、ある日方言だと判明した方言」を、10~50代の女性118名に調査しました。「あるある!!」な方言コレクション、地方別にざっくり分けてご紹介します!「しょろしょろすんな」。「ぐだぐだしてないで」という意味です(静岡県)「うったて」。毛筆や硬筆で字を書く場合、それぞれの画を書くときに、最初に力を入れてぐっと筆を置くこと。それぞれの画の出だしがチョンってなってる部分です。「うったてをちゃんと書きなさい」と学校で指導されます。(岡山県)「なおす」。「しまう・片づける」のことなのですが、「何を修理するの?」という顔をされがちです。(福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県など、九州各地の方から超多数)「~しないよね」という意味で「~しやんやん」。他の県の友達と話していて通じなかったときは驚きました(三重県)「いがんでる」。ずれている、という意味です。「いがんでるからなおして(=ずれてるから整えて)」と言ったら関東の友人に伝わらなかった(大阪府)などなど、さまざまな言葉が集まりました。それにしても最後に出ましたね、あまりにもピンポイントな何かを指す言葉シリーズ、「けんびき」。今回のアンケートでは「つっぺ」「うったて」「けんびき」に、3大ピンポイントで賞を与えたいと思います。あなたもこんな「方言と思っていなかった方言」、ありますか?(後藤香織)次は中部。今回はなぜか静岡・愛知の方からの回答が非常に多かったため、豊富に集まりました! ばってん、すいとる、やぐらしかなどの方言があります。北部の佐世保、平戸などの方言、中部の大村、諫早などの方言、南部の長崎市などの方言と若干の違いがありますが、全域で同じような方言です。 ããã«ã¯ï¼ã¦ãã¹ã³ï¼å½é£æè²ç§å¦æåæ©é¢ï¼ãå¹³æ21å¹´2æã«çºè¡¨ããâAtlas of the Worldâs Languages in Dangerâï¼ç¬¬3çï¼ã«æ²è¼ããã8è¨èªã»æ¹è¨ãæ±æ¥æ¬å¤§éç½ã®è¢«ç½å°ã®æ¹è¨ã該å½ãã¾ããâAtlas of the Worldâs Languages in Dangerâï¼ç¬¬3çï¼ã«ã¯ï¼ä¸çã§ç´2,500ã«ä¸ãè¨èªãæ¶æ» ã®å±æ©ã«ããã¨ãã¦æ²è¼ããã¦ãã¾ããæ¥æ¬å½å ã§ã¯ï¼8è¨èªã»æ¹è¨ãæ¶æ» ã®å±æ©ã«ããã¨ããã¦ããï¼æ²è¼ããã¦ãã8è¨èªã»æ¹è¨ã¨ããããã®å±æ©ã®åº¦åãã¯æ¬¡ã®ã¨ããã§ããCopyright © Agency for Cultural Affairs.
日本の言語・方言の中には,消滅の危機にあるものがあります。 それには,ユネスコ(国連教育科学文化機関)が平成21年2月に発表した“Atlas of the World’s Languages in Danger”(第3版)に掲載された8言語・方言や東日本大震災の被災地の方言が該当します。 宮城の方言(ほうげん) 宮城県の地方の言葉(方言)を集めてみました。最近ではあまり使われなくなっているのであまり聴き慣れない言葉も多いですが・・・ それでもまだ周辺の地区では年配の方中心に聴く言葉もあります。 All Rights Reserved.æååºã§ã¯ï¼æ¶æ» ã®å±æ©ã«ããè¨èªã»æ¹è¨ã®å®æ ãä¿åã»ç¶æ¿ã®åçµç¶æ³ã«é¢ãã調æ»ç ç©¶ãã¯ããä¿åã»ç¶æ¿ã«è³ããæ§ã ãªåçµãè¡ã£ã¦ãã¾ããæ¥æ¬ã®è¨èªã»æ¹è¨ã®ä¸ã«ã¯ï¼æ¶æ» ã®å±æ©ã«ãããã®ãããã¾ãã 福島弁(ふくしまべん)は、福島県で話される日本語の方言である。 東北方言に属し、そのなかでも山形県内陸方言や仙台方言と同じ南奥羽方言に属する。 東関東方言(栃木方言・茨城方言)とも共通点が多いほか、新潟県の北越方言のうち東蒲原郡の方言は会津方言に近い。 らく (岡山の方言) とは。らくを標準語に変換。大丈夫だ。差し支えない。 そのまんまにしとかれ。らくじゃ、らくじゃ(そのまんまにしておきなさい。大丈夫だ、大丈夫だ) - goo辞書は国語、英和、和英、百科事典等からまとめて探せる辞書検索サービスです。 方言は東と西で大きく異なり、その分布の仕方に決まった法則がみられることがあります。 日本の方言の分布の仕方は、言葉によって様々ですが、その中で最も目立つのが東日本と西日 本の違いです。 「しおからい」 東日本…ショッパイ 西日本…カライ ショッパイとカライは二つに分かれて 「方言」って、その地域ではあまりにも当たり前に使われている言葉ですから、意外とそれが「方言」だと気づかないことがままあります。「方言と思っていなかったけれど、ある日方言だと判明した方言」を、10~50代の女性118名に調査しました。 方言を見ていくとき、まずアクセントの問題があります。関西のアクセントは関西や四国以外の人には特徴的に感じられますね。どんなアクセントなのかという調査。 次に、語彙。どんな語を使うのか、さらに、沖縄の「雪」を表す語彙と、山陰のそれとでは語数や呼び分けの細かさにおいて�
石見の方言 島根県は、石見の国、出雲の国と隠岐の国の3国で県ができました。出雲の国の方言は、東北地方の言葉に似た部分があります(雲伯方言)石見の国の方言は、広島県や山口県等に似た言葉が多いのが特徴です。 Методическото указание относно посочване на информация в ЕЕДОП .