マグニートーの能力は「磁気の力であらゆる金属を操る」というものです。原作コミックスでは、この感覚能力に加えて、「不死身の耐久」「飛行能力」「超人的なパワーとスピード、反射神経」を備えているようです。ヒーローなのかヴィランなのか、映画シリーズ的には怪しいですが、最初はヒーロー寄りだったので、こちらに分類しました。ジャガーノートの能力は、とてつもなく「タフな肉体」をもっていること。ジーン・グレイの能力は、「テレパシー」と「サイコキネシス」です。これにより人間が吹き飛んだり、持っていた銃器を壊したりと活躍しましたが、それ以上に目立ったシーンは特にありません。聴覚を奪ったり、相手の動きを止めたり、さらには、超音波を生かして「空を飛ぶ」こともできる、なかなか使い勝手の良い能力です。映画の中のヴィランとして、フェニックスはそういう魅力的な存在になっていますね。初期のX-MENとしてプロフェッサーXに見出されて、活躍しました。ダーウィンは、活躍の機会が与えられなかった可哀想なミュータントですね。サイクロップスの能力は、破壊光線「オプティックブラスト」を目から放出すること。カリスト本来の能力は、俊敏性を生かした「超高速移動」ができること。セバスチャン・ショウはマグニートーと同じように、テレパス(プロフェッサーX)対策として特殊なヘルメットを被っています。空間に円形のポータルを作り出し、そこを通ることで、別の場所に移動できる。『X-MEN: ファーストジェネレーション』に出てきたヴィランで、ラスボス。新三部作の『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』と『X-MEN: フューチャー&パスト』『X-MEN: アポカリプス』に至っては、若かりし頃のプロフェッサーXが出てきて、ほぼ主人公扱いです。英国俳優のジェームズ・マカヴォイが演じていて、めちゃくちゃイケメンなので、ファンも多いのでしょう。ぼくも大好きです。女子も必見ですね!しかし、相手の能力まで再現できるわけではないので、いざ戦闘になると「対人格闘術」だけで戦うことになる。その点で、そこそこ戦えはするが、戦闘能力自体はあまり高くない。回復能力を持つミュータントは他にもいますが、肉体が消滅するほどの攻撃を受ければ、ウルヴァリンのように復活することはできません。© 2020 海外シネマ研究所 All rights reserved.アザゼルの能力は、テレポートすること。異次元への入り口を開き、そこを通って空間移動を行うようです。『X-MEN: アポカリプス』では一気に強くなり、原作コミックスの設定に近づく。エネルギーを剣や鞭に変える「サイキックナイフ」を使い、X-MENたちと戦いました。日本刀も使い、剣術も得意です。主に相手と密接した状態でトゲを出し、相手を刺します。飛ばして攻撃することもできるそうですが、映画の中でそういうシーンは無かったように思います。この能力によりセバスチャン・ショウは誰からどんな攻撃を受けてもノーダメージで、取り込んだエネルギーも自分のモノとして放出することができます。能力としては、たったこれだけ! しかも「オプティックブラスト」を自分の力でコントロールできておらず、特殊なサングラスやバイザーで制御しています。ただ本来は人類学者であり、映画の中でも、ミュータントの危険を人類に公表したことで注目をあつめ、「センチネル製造」で人類の未来を守るために必死になっていた人物でした。痛みを感じないエイジャックスと回復能力はあるけど痛いデッドプールの戦いは、見ていておもしろいですね。フェニックスはもともとはヒーロー側でしたが、とてつもないパワーをコントロールできずにヴィラン側に回ってしまったミュータント。思った通りに世界を構築できるので、だいたいのミュータントを瞬殺できます。味方だったらよかったのに。世界が滅亡するほどの攻撃でも一瞬で避難できるし、「止まってる」最強の敵に一矢報いることも容易なはず。ただし、攻撃力がないので、強さはBランクとしました。ウルヴァリンにはヒーリングファクター能力があるので、こういう単発の物理攻撃では致命傷を与えることはできません。ただし、自分で炎を作り出すことはできません。なので常にライターを持ち歩き、ライターの火を大きくして放つことで戦うわけですね。要するに「不死身の肉体」がウルヴァリンの最大の武器であり、強みなのです。アポカリプスのこれらの能力が、映画の中でもX-MENらに、猛威をふってるわけです。アポカリプスはテレポートやテレキネシスなど、他のミュータントらの能力をだいたい使えるわけですからね。3作目『X-MEN:ファイナル ディシジョン』は2017年12月1日まで。4作目『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は2017年12月15日まで。6作目『X-MEN:アポカリプス』も2017年12月頃まで視聴できます。ちなみに映画『X-MEN: フューチャー&パスト』には、若い頃のトードが登場しています。(画像はその時のトードです)そして映画『X-MEN: フューチャー&パスト』では、なぜか「タイムトラベル能力」が追加。タイムトラベル能力とは、対象者の意識だけを過去に飛ばすことができる、というもの。これは自身の「透過能力」を使って可能にしているらしい。かなり無理がある設定だけど、もう能力としては最強クラス。つまり能力的には全人類を滅ぼすことも可能ということ。ま、この時のプロフェッサーXは、幻覚で操られた状態でしたけど。この破壊光線は攻撃力がありすぎるため、戦力としては十分すぎる強さがあります。映画シリーズの初期は、サイクロップスがX-MENのリーダー的立場も担っていました。「ただの老人じゃん!」などの声は、所詮、X-MENの映画を見たことない人の戯言です。プロフェッサーXの能力がずば抜けているのは明らか!初登場時は「ただ飛べるだけ」のミュータントで、戦闘力的には雑魚でしたが、それでも飛行能力は大きなアドバンテージでした。エンジェル・ダストの能力は、とにかく人より強い腕力があること。の3点です。アダマンチウムを切っちゃうので、かなり強いヴィランです。でも「表情」だけは、少し強そうな顔をしていました。小物感がただようこの表情、たまりませんね。相手にキスをして舌を入れて毒を注入するなど、見た目通り、攻撃方法もセクシーです。評価の基準は能力と、その強さのレベル。客観的な評価を心がけますが、映画描写から判定している要素もあるので、Twitterなどから異論やアドバイスをもらえると嬉しいです。爆発によって生じたパワーを使って、敵に体当たりする。まだ若いためか、能力を使いすぎると疲れたり意識を失うことがあります。プロフェッサーXは、世界最強のテレパス。他人の精神を「自在にコントロール」する能力がある。具体的には、「視認できる場所」か「知っている場所」へなら、一瞬でテレポートすることができる。また、触れた仲間も一緒にテレポートできるので、とても頼りになる存在です。ただしウルヴァリンより爪は短く、さらにアダマンチウムの骨格も持っていない。ウルヴァリンに比べればはるかに弱いが、ヒーリングファクターだけでも相当な強さであることには違いない。映画の中ではそこまでストームの活躍の場は多くないのですが、便利すぎる能力ゆえかなと思います。ウルヴァリンが本来の能力を取り戻すと、一気にやられましたけどね。それでも暗殺者としての能力は優秀で、大勢の人間に囲まれてもやられることなく戦い抜くことができる。映画のキッド・オメガは、原作コミックスに出てくる「クイル」というミュータントと同じ能力を持っていますが、なぜキッド・オメガという名前になったんでしょうね。映画ではウルヴァリンを洗脳しました。シルバーフォックスは、「洗脳ではなく本物の愛だ」と言っていましたが、どうなんでしょうね。エージェント・ゼロの能力は、超人的な「動体視力」「俊敏性」とそれを生かした銃術です。ミスティークの遺伝子を元に作られていて、どんな攻撃を受けようが、それに適した身体に変化することで無効化できる。たとえば、どんな相手でも「ただ触るだけ」で殺すことができて「無敵」ですが、戦うことに積極的な性格ではありません。むしろ、肌が触れないよう、常に「手袋」をしています。やがて映画『X-MEN: フューチャー&パスト』の頃になると、腕から破壊光線を出すなど、制御能力が向上しています。ただし、肉体的にはが強くないので、意外とあっけなく死んでしまいました。あまりの強さにそれ以外の全ミュータントが「雑魚」になっちゃった。強すぎ、怖すぎ、です。(シリーズ3作目、映画『X-MEN: ファイナル・ディシジョン』にて)キッド・オメガの能力は、全身からヤマアラシのような「トゲ」を出すこと。センチネルはあまりに強すぎて数も多すぎるため、ほとんどのミュータントが死滅することになりました。さらに末期になるとミュータント擁護派の人間までも殺し出し、世界が滅亡寸前になってしまいます。単純なテレパシーならできるので、プロフェッサーXの不在時になると頼りになる存在になります。ローグの能力は、肌に触れることで「相手の生命力」を吸収すること。スパイクの能力は、身体から出した「骨スパイク」を投げつけて攻撃すること。サンスポットの能力は、「太陽エネルギー」を吸収し放出すること。リーチの能力を利用して人間が作り上げたのが「キュア」という対ミュータント治療薬。キュアは注射だけでミュータントの能力を殺せる最強の武器となりました。映画『X-MEN2』においては、セレブロを使って、全人類と全ミュータントを死滅させるほどのパワーを見せつけてきました。サイリーンの能力は、超音波を放つこと。「ソニック・スクリーム」と呼ばれています。モイラ・マクタガートは一般人の女性ですが、優秀なCIAエージェントでもあります。アポカリプスとフェニックスはどっちが強いんでしょう。互角のようにも思えますが、フェニックスがパワーをコントロールできてない分、アポカリプスが勝利しそうかな。ここは、議論の余地がありそうですね。ちなみに原作の「キッド・オメガ」は、全然違う能力(テレパシー能力)の別キャラです。リーチの能力は、周囲のミュータントの能力を「無効化」すること。ハヴォックの能力は、破壊光線「オプティックブラスト」です。弟(原作では兄)のサイクロップスと同じですね。X-MENらは戦っても勝ち目はないので「過去を変える」道を選ぶしかなかったのです。圧倒的な存在感を誇るストームですが、その能力で無双することはあまりないですね。ウルヴァリンの生まれ持った能力は、超回復能力「ヒーリングファクター」と出し入れできる骨の爪「ボーンクロー」だけ。クイックシルバーにとっては、世界はいつもゆっくりで、実質的には「ほぼ止まってる」状態で時間が流れてます。他の高速移動能力のミュータントですら、クイックシルバーにしてみれば、「ゆっくり歩いている」レベルのスピードでしょう。見た目だけじゃなく声や服装までも、完全再現ができてしまいます。そのため、スパイ活動をすることが多い。銃や日本刀が武器で、腕前は達人レベル。さらに、映画でもコミックスでも「第四の壁の突破」という能力を持っていて、読者に直接話しかけることができる。ちなみに原作では、全身で回転しまくって手裏剣を投げる、という能力で、全然カッコ良くはないです。それに比べると、映画のリップタイドは、とてもかっこいい能力になりましたね。ヴァイパー(Dr.グリーン)の能力は、「毒の息」を吹きかけたり、爪で攻撃したりすること。アポカリプスは「人類初のミュータント」とされる人物で、世界を滅ぼす力がある。見た目もかなりのラスボス感ですね。あの最強ヴィランと言われていたマグニートーすら手下にするほどのパワーを持っています。ミュータントではないですが、X-MENの映画では重要な役どころです。アダマンチウムの爪も、ウルヴァリンより「女性的」な見た目をしています。当初ハヴォックは能力をコントロールできていないため、特殊なベストを着て制御していました。また、それに加えて映画では、「ミュータントの位置を特定し、相手の能力レベルも見極める」が加わっていました。ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドの能力は、原子力エネルギーを爆発させること。アダマンチウムは、滅多なことでは壊れないので、アダマンチウムさえ無事なら、肉体が滅びようが「ヒーリングファクター」で蘇生することができる。X-MENの登場人物(ヒーローとヴィラン)を、それぞれ「Sランク」「Aランク」「Bランク」「Cランク」「Dランク」に分けてあります。センチネルは、どんな強力なミュータントすらも駆逐し、絶滅の一歩手前まで追い込んだ最悪の兵器で、「人類さえ」も危機に陥れましたが、これは原作コミックスの「カリバン(キャリバン)」というミュータントの能力なのですが、なぜかこれも「カリストの能力」ということになっています。そこを「ランキング形式」にして、きっちりまとめてみようではありませんか!両手を「パチン」と叩き合わせることで、衝撃波を前に飛ばし攻撃していました。能力だけでなく、強さ自体もウルヴァリンと互角でしたが、機転を利かしたウルヴァリンがギリギリのところで勝利。レディ・デスストライクは死亡しました。「感情や知性に乏しいところ」が欠点だと言えますね。「肉体構造変化」というのもあって、腕を伸ばしたり巨大化したりもできるみたい。自分の体の分子構造を変化させるそうです。しかも能力を増幅する装置「セレブロ」を使うことで、世界中のミュータントの位置を把握することができてしまう。デッドプールは、不死身の肉体「ヒーリングファクター」を持っています。シルバーサムライの能力は、あらゆるモノ切り裂くことができること。「思うだけ」で自動車が宙を舞い、物質が塵(ちり)になり、生物も消滅する。原作コミックスでも最強のミュータントとされていますが、映画においても「X-MEN最大の敵」として君臨し続けてきました。というわけで、映画に出てくる登場人物の「能力」と「強さ」を整理しつつ、一覧にしてみました。なんと50人以上……。あらゆる環境の変化に合わせて、ダーウィン自身の身体を変化させることができる。(水中に入れば、エラが発達してエラ呼吸ができる等)リップタイドの能力は、手や全身から竜巻を発生させて攻撃すること。