同年にも2本の映画に主演しているが、うち『果し合い』は文化勲章受賞後の公開であり、受賞後に主演映画を公開した俳優は史上初である。2017年にはさらに主演作『海辺のリア』が公開された。 2020年(令和2年)、86歳にして主演映画『帰郷』が公開された。 2005年、宝塚歌劇団退団後、藤沢周平の短篇「盲目剣谺返し」(文春文庫『隠し剣秋風抄』所収)を映画化した山田洋次監督「武士の一分」で日本アカデミー賞主演女優賞を受賞。ほかに深川栄洋監督「くじけないで」など。テレビ、CM、舞台で活躍中。神奈川県出身。映画 「忠臣蔵外伝 四谷怪談」で日本アカデミー賞の最優秀主演女優をはじめ、第40回キネマ旬報賞・主演女優賞ほか各賞を受賞。「仕掛人 藤枝梅安」「軍師官兵衛」「宮本武蔵」など、テレビ時代劇にも多数出演。’28年、京都府出身。「座頭市二段斬り」(’65年)、「眠狂四郎多情剣」(’66年)や、テレビ時代劇「御家人斬九郎」、時代劇専門チャンネルとスカパー!によるオリジナル本格時代劇「鬼平外伝 夜兎の角右衛門」などを手掛ける。’45年、東京都出身。’67年の「カンガルー」で初舞台、NHK連続テレビ小説「あしたこそ」でヒロインを演じる。主なテレビ時代劇出演作に「隠密八百八町」「大江戸捜査網」「鬼平犯科帳」「剣客商売」など。’64年、京都府出身。「陽炎 3」(’97年)、「大奥」(’06年)などの時代劇映画や「必殺仕事人 2009」、「雲霧仁左衛門」、「妻はくノ一」などテレビ時代劇を多数手掛けている。’88年、青森県出身。’09年、仲代達矢が主宰する無名塾に入塾。入塾二年目にして「炎の人」(’10年)娼婦シィヌ役に抜擢される。主な出演作に舞台「ロミオとジュリエット」(’13年)など。5年半の闘病ののち、東京の業界紙に就職し、31歳で同郷の三浦悦子と結婚。時代小説雑誌へ寄稿をはじめる。35歳で一人娘の展子を授かるも、生後8ヶ月の子を残し、妻が他界。翌年からオール讀物新人賞への投稿をはじめ、’71年「溟い海」で同賞を受賞する。’69年、高澤和子と再婚。オール讀物新人賞受賞からわずか2ヶ月、「溟い海」で直木賞候補に。その後、候補に挙がること4度目にして「暗殺の年輪」で晴れて受賞。翌年、46歳で会社を辞め、作家活動に専念。架空の小藩「海坂藩」を舞台に下級武士の哀歓を描くなど、文学史に残る数々の名作を生み続けた。’97年逝去。文春文庫刊。生涯二万句に及ぶ作品を遺した俳聖の意外な一面とその生涯を描き出す。文春文庫刊。藩政改革に心血を注ぐ、上杉鷹山と執政たちの哀しみや孤独を澄明に描く長篇。’55年、東京都出身。大河ドラマ「八代将軍吉宗」、「鬼平犯科帳」、「剣客商売スペシャル 道場破り」、「神谷玄次郎捕物控」、時代劇専門チャンネルとスカパー!によるオリジナル本格時代劇「鬼平外伝」シリーズ、「闇の狩人 前・後篇」などテレビ時代劇に多数出演。新潮文庫刊。故郷への思い、創作の秘密、自伝随想までを収めた文庫オリジナルエッセイ集。’32年、東京都出身。小林正樹監督「人間の條件」(’59年)、黒澤明監督「乱」(’85年)、さらに、成瀬巳喜男、岡本喜八、市川崑、五社英雄など名監督の作品に多数出演。アカデミー賞や世界三大映画祭での受賞も数多い。’54年 10月13日生まれ。東京都出身。ドラマ・舞台・映画と幅広く活躍している。最近の出演作にドラマ「民王」、主演舞台「くちづけ」など。’88年、大阪府出身。仲代達矢と共演した映画「春との旅」(’10年)で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞をはじめ多くの賞を獲得。主な出演作に映画「六月燈の三姉妹」(’14年)「しもつかれガール」(’14年)など。’76年、東京都出身。’95年、仲代達矢が主宰する無名塾に入塾。舞台「ロミオとジュリエット」(’13~’14年)「刃、刃、刃!」(’11年)などに出演。’51年、教師生活2年の終わりに肺結核を患い、半年の入院と自宅療養を経て東京・東村山の篠田病院に入院。安静時間の2時間以外は自由であったため、ギター、花札、落語、そして俳誌「海坂」への投句に励む。本人曰く「療養所は、私にとって一種の大学だったと思う」。’56年、山口県出身。「釣りバカ日誌」シリーズ、テレビ時代劇「御家人斬九郎」、時代劇専門チャンネルとスカパー!によるオリジナル本格時代劇「鬼平外伝 老盗流転」などに出演。’92年、鹿児島県出身。杉田成道監督「最後の忠臣蔵」(2010年)でブルーリボン賞はじめ多くの新人賞を受賞。主な出演作に細田守監督「サマーウォーズ」(2009年:声)、樋口真嗣監督「進撃の巨人」(2015年)など。主演作であるハン・サンヒ監督の日韓合作映画『絶壁の上のトランペット』が来春公開予定。’73年、東京都出身。NHK連続テレビ小説「あぐり」で俳優デビュー。主なテレビ時代劇の代表作に渥美格之進役「水戸黄門」など。時代劇専門チャンネルのオリジナル時代劇「鬼平外伝 熊五郎の顔」「鬼平外伝 正月四日の客」にも出演。文春文庫刊。自身を語ることが稀だった藤沢が、生い立ちや郷里への想いを詳らかにする。’65年10月26日生まれ。群馬県出身。’91年にシングル「君がいたから」でデビュー。’94年に俳優デビュー後、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍。最近の出演作に映画「天空の蜂」テレビドラマ「新・牡丹と薔薇」「ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜」など。’27年、山形県の黄金村(現在の鶴岡市)という農村に出生。子供のころは遊びと読書に夢中であったという。やがて教職を志し、山形師範学校に入学。乱読と映画三昧の日々を送る。卒業後、隣村の湯田川中学校教師に。国語、社会を教えた。 藤沢周平が残した数多くの時代小説の中から 珠玉の4作品を映像化。 2011年から、オリジナル本格時代劇を企画・制作しつづける時代劇専門チャンネルが、今年は4人の名優を主役に、放送はbsスカパー!
藤沢 周平(ふじさわ しゅうへい、1927年(昭和2年)12月26日 - 1997年(平成9年)1月26日)は、日本の小説家。山形県鶴岡市出身。本名、小菅 留治(こすげ とめじ)。