皆さんは、子どもがスマートフォンを使うことに関して賛成ですか? 反対ですか? 昨今、幼い子どもにスマートフォンを使わせる「スマホ育児」や「スマ放置」が問題になるなど、子どもにスマートフォンを与えることに関しては悪いイメージが先行していますよね。 スマホを長時間使う子供たちは、脳の発達に悪影響が生じていることが想定できると思います …ということらしいのです。 だから、スマホやタブレットを使って勉強するればするほど、脳が疲労して情報過多になり、成績は落ちるということです。 ながらスマホが学力を破壊しているという説を裏付ける検証が! それは、アメリカの大学生548人を対象に行ったこちらの実験。 林先生 「1つのグループは、スマホを机の上に置く。もう1つのグループは、スマホをポケットに入れる。 Amazonで川島 隆太のスマホが学力を破壊する (集英社新書)。アマゾンならポイント還元本が多数。川島 隆太作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またスマホが学力を破壊する (集英社新書)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 抜け出す出口のない日々を送っていた幸也さん。彼が現実と向き合うキッカケとなったのは、親の病だった。当時、幸也さんが熱中したのは、超有名なロールプレイングゲーム、『ファイナルファンタジーIV』や『ドラゴンクエストⅩ』だった。このように、ゲーム依存症は家庭を崩壊させかねない危険なものだ。さらに、ゲーム依存症は10代だけのものではない。働き盛りにあたる30~40代の患者も激増しているのだ。現在、久里浜医療センターで治療を受けている患者の佐藤幸也さん(42=仮名)は、ゲーム依存のドロ沼の日々をこう振り返る。そう語るのは、日本でいち早く「ネット依存症外来」を立ち上げ、最先端の治療を行っている久里浜医療センター(横須賀市)の院長・樋口進医師(64)だ。つまり、ネットゲームをするほど、人間に備わっている衝動を抑えるブレーキが効かなくなってしまう。好きなことを好きなだけする”暴走脳”に変わってしまうのだ。スマホゲームのやり過ぎで病院に行くなんて大げさな! と思っている人も、この脳写真を見れば、ゲーム依存がいかに強烈なのかがわかるだろう。いま、ゲーム依存症が”新国民病”として日本を蝕(むしば)んでいる。© 2018 Kodansha Ltd. All rights reserved.8月末、厚生労働省から発表された「中高生のネット依存の実態調査」では、衝撃的なデータが示された。調査によると、病的なインターネット依存が疑われる中高生の数は全国推計93万人。この5年間で倍増している。さらに依存までは至らないものの、過剰使用の疑いがある段階の人は161万人近くとされ、潜在的には実に250万人以上に問題があることが明らかになったばかりだ。現代人は常にスマホを持ち歩き、いつでもネットにつながる生活を送っている。もはや、ネットと無縁の生活を送ること自体が難しくなっている。言い換えれば、ネット依存で脳が破壊されるリスクに囲まれながら暮らしているのだ。もし日常生活に支障をきたすほどネット使用が増えているのならば、おそれずに治療を受けるのが賢明だろう。ゲーム依存で大きな社会問題となっているのが、課金による借金トラブル。ゲーム内で新たなアイテムを手に入れるため、次々にカネを投入してしまうのだ。クレジットカードで数百万円を使い込んでしまい、生活が破綻してしまうような人も少なくない。写真:Imaginechina/アフロ(1枚目写真) 共同通信社(3枚目) 撮影:浜村菜月(4~5枚目)スマホやパソコンを通じてのオンラインゲームにのめり込み過ぎるあまり、まともな生活が送れなくなる――。8月、久里浜医療センターで開催された「ネット依存家族ワークショップ」に参加した親からは、子どものゲーム依存についてこのような声が上がった。当時の取り調べによると、男は失業中で、消費者金融に百数十万円の借金があった。その原因が毎月4万~5万円を使っていたスマホゲームの課金だったのだ。もともと、ゲーム依存を含むネット依存症は、10代の子どもに多いことが報告されてきた。樋口医師によると、これには理由があると言う。その中には、取り返しのつかない事態に発展したケースもある。’14年、群馬県前橋市で26歳の男(犯行当時)が高齢者の住む住宅2軒に押し入り、93歳の女性と81歳の男性を殺害。現金や食料を奪うという連続強盗殺人事件が起きている(3枚目写真)。しかもこれは、中高生だけの調査結果。厚労省の’13年の調査では、ネット依存の傾向がある20歳以上の男女は推計421万人。この5年間で、さらに増えていることが予想されている。幸也さんは過去に久里浜医療センターにネット依存症外来が新設されたというニュースを見たことを思い出し、自ら病院へ電話。現在は入院して1ヵ月半が経とうとしている。
スマホを使用すると脳に興奮状態が起こり自制出来なくなります。太古の昔には無かったような刺激にさらされ続ける人間の脳はやがて疲れ果て萎縮の一途を辿ります。その仕組みを詳しく解説致します。
皆さんは、子どもがスマートフォンを使うことに関して賛成ですか? 反対ですか? 昨今、幼い子どもにスマートフォンを使わせる「スマホ育児」や「スマ放置」が問題になるなど、子どもにスマートフォンを与えることに関しては悪いイメージが先行していますよね。 All Rights Reserved.ドーパミンとはやる気を上げる物質で、不足するとやる気が低下したりうつ病の原因になることで知られていますが、このドーパミンが常に出過ぎて麻薬中毒と同じようになってしまうのが、SNSなのです。昔は、「ちょっと変わった人」と認識されていた人が実は発達障害だった。という、世間の発達障害に対する認知度が上がったから増加したという考え方もありますが、どうやら、それだけでは無いようなのです。昔に想像していた未来人の姿は、脳が肥大化した宇宙人の様な人間のフォルムだったと思います。しかし、これらの情報を元に未来人の姿を描き直すとすれば、脳が小さくなり、機械にお世話をされるむなしい人間の姿かもしれません。自宅学習が2時間の生徒で、スマホを全く使用しない群と4時間以上使う群では、平均点に大きな差が出たのです。しかし、そんな当たり前になっている今の生活が、実は私たちの脳を蝕んでいることに、どれだけの人が気づいているでしょうか?日本で2万2千人の中学生を対象に行った、1日あたりにどのくらいスマホ(携帯電話を含む)を使用したのか、それと合わせて自宅学習時間、学力を比較した研究で驚くべき結果がでました。スマホやネットが全て悪いと言っている訳ではありません。便利なツールは大いに利用すべきだと思います。しかし、使われてはいけません。小さい子どもにスマホを与えると集中して見入ります。その様子を見て「うちの子は集中力が高い」なんて思っている親御さんがいらっしゃると思いますが、実はとんでも無いことなのです。脳はほとんど働いていません。反応しているだけなのです。インターネットは企業が商品を売るためにサイトを長く閲覧してほしいので、人々を引きつけるように出来ています。興味のあるニュースが次々に表示され、私たちはどんどんサイトを巡回していってしまいます。スマホや仕事、勉強に集中しすぎていると、脳の特定の部位しか使われず、他の部分に血流がいかなくなります。その状態が続くと他の能力が必要な作業で効率が落ちます。大人も悪影響なのですが、特に子どもは脳の可塑性(粘土の様に指で押したら緩やかに形を変える様子)が非常に高く、デジタル機器によって脳が大きく歪んでしまう恐れがあるので子育て中の方は特に注意して頂きたいです。多くの大人が依存症になってしまうのが現実です。まだ自制の効かない子供に自由に使わせたらどういうことになるでしょうか。タバコやお酒もそうですが、摂取の開始時期が低年齢であればあるほど、依存度が高くなります。だから、テクノロジー関係者の親たちは子ども達の使用を制限しているのです。そうさせない為にも、私たちは今からしっかりとこの問題に向き合って行かなければならないのです。過刺激に注意を向けている様子は、一見「集中」しているように見えますが、実は反応しているだけで、脳はほとんど働いていません。インターネットが出始めて20数年経ち、さらにスマートフォンの普及により、インターネット、パソコン利用が一気に一般化しました。「Aiがあるから、脳が考えるのを辞める」の項目で、「思い出す行為で記憶が定着する」と述べましたが、その他に、記憶したことを「アウトプット」することによっても情報が脳に定着します。このようなことから、「インプット」「情報整理」「アウトプット」が大変重要になります。これはスマホ利用が4時間以上で結果が悪くなるという訳では無く、少しでもスマホを使えば使うほど、学習時間が同じでも、成績は下がっていきます。例え2時間以上家庭学習をしていても、スマホを3時間以上使ってしまうと、家庭学習をほとんどしていないけど、スマホを使わない生徒の群の方が成績が良くなります。 脳神経系 2019.8.8 脳の掃除は夜勤体制 脳神経系 2016.9.29 暴力・反社会的行動は前頭葉の影響? 脳神経系 2016.12.1 障害脳血管と臨床症状 脳神経系 2016.12.21 神経障害の生理学的なメカニズム 脳神経系 2017.2.16 トリガーポイントとしびれ 脳神経系 2017.7.10 現代人は常にスマホを持ち歩き、いつでもネットにつながる生活を送っている。もはや、ネットと無縁の生活を送ること自体が難しくなっている。言い換えれば、ネット依存で脳が破壊されるリスクに囲まれながら暮らしているのだ。 特に、スマホやデジタル機器による発達障害(ADHA)の拡大は、多くの科学者が警鐘を鳴らしています。しかし、まだスマホが普及して10年程度。長期的データが揃わない。そうなるとなかなか国は規制に動きません。フリー素材集「イラストのっく」 © 2020.